No.1面積の解説

01_2.gif 円の面積は、半径×半径×3.14として求められますが、この問題おいては、 平方根を知らない小学生にとって、半径を求めることはできません。

そこで、面積を求める公式をもう一度よく見てみましょう。
実は、(半径×半径)×3.14
(半径を1辺とする正方形の面積)×3.14 と考えることによって解決します。
つまり、半径が分からなくても、左の図1のように正方形の面積が分かれば、 その面積に円周率3.14をかけて円の面積を求めることができるのです。

01_3.gif ところで、この問題は正方形の対角線が6cmと分かっていますから、ひし形と考えて、 面積を求めると、正方形は
6×6÷2=18cm2となります。

そこで、図2の色をつけた扇形は
18×3.14÷4=14.13cm2 となり、
求めたい部分の面積は
18−14.13= 3.87cm2です。
問題